台湾でクレジットカードは使える?使えない?

台湾でクレジットカードは使える?使えない? 旅行

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台湾ではキャッシュレス決済の普及率が年々高まっており、中でもクレジットカードは最も利用されるキャッシュレス決済の手段。

さらに、桃園空港から台北へ移動する際の鉄道の乗り降りも「クレジットカードのVISAタッチ機能」だけで行うことができるなど、

クレジットカードを持っているとお店での支払いだけでなく、現地での移動効率もアップします。

そんな台湾でオススメのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。

☆台湾でオススメのクレジットカード2選

エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付き海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、利用実績に応じてゴールドカードの永年無料の招待も届く(招待無しの場合は年会費5,000円)。カード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。

楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。

「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成できるエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。

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台湾でクレジットカードは使える?使えない?

台湾では多くの場所で日本で発行したクレジットカード(VISAがオススメ)が使うことができます。

 

台湾でのクレジットカード普及率はかなり高い

台湾ではクレジットカードの発行部数が、5,000万枚を超えると言われています。

これは、台湾の総人口2,300万人の2倍以上となる数値。

一人あたり2枚以上のクレジットカードを持っている計算となります。

「現地での使える場所の多さ」という観点で言うと、ローカルの小さな飲食店、屋台などクレジットカードが使えない場所もまだまだ多いですが、

観光客が集まるホテルやショッピングモール、免税店、コンビニ(一部除く)などでは多くの場所でクレジットカードが使えると考えて良いでしょう。

 

クレジットカードのVISAタッチだけで乗れる鉄道もある

台湾で最も利用される桃園空港から台北方面に鉄道でアクセスする場合、鉄道の乗り降りにVISAタッチの利用が可能。

現地で切符を購入せずとも、クレジットカードについているVISAタッチ機能だけで台北方面へのアクセスをすることができます。

空港は特に世界中からの観光客で混雑するので、VISAタッチ機能付きのクレジットカードがあれば移動効率を大幅にアップさせることができます。

 

ホテルのチェックイン時にもクレカがあると安心

ちゃんとしたホテルであれば、チェックイン時にデポジットとして、現金を預けるかクレジットカードの提示を求められます。

ある程度の価格帯のホテルで連泊する場合、現金だと持ち合わせがないと支払えない場合もあるので、クレジットカードがあった方が確実に便利です。

ちなみにデポジットは「一時的な預かり金」で、部屋の中の有料の飲み物を飲んだ際などにデポジットから差し引かれて後から返金されるものです。

そのため宿泊中に何か追加料金がかかるものを利用しなければ、チェックアウト後に全額返金される仕組みとなっています。

 

タックスリファンド(事後免税)もクレジットカードで受け取れる

台湾で免税対象の商品を購入する際、購入時に同時に税金分が差し引かれるパターンと、購入時は税金分が差し引かれず事後申請により税金分が返ってくるパターン(タックスリファンド)がありますが、

事後免税(タックスリファンド)の場合、クレジットカードがあればクレジットカードで設定されている銀行口座を通じて、還付されたお金を受け取ることが可能。

タックスリファンドは帰国前に空港で受け取ることが多いですが、現金での受け取りだと、使う予定もない台湾元を帰国直前に現金で受け取ることになるので、

クレカの紐付け口座を通じて後から日本円で振り込まれる方が、確実に便利です。

台湾での税金還付に関する詳しい内容はこちらのページも参考にしてください。

 

クレジットカードがあれば海外キャッシングにより現金引き出しもできる

万が一現地で現金が足りなくなった場合、クレジットカードの「海外キャッシング機能」というものを使えば、ATMで台湾ウォンを引き出すことができます。

例えばVISAブランドのクレジットカードの場合、世界中に設置されている「VISA」と記載のあるATMから、海外キャッシング機能を使ってその国の通貨を引き出すことが可能。

現金が足りなくなるリスクも、クレジットカードにより解決できます。

VISAの公式ページでも、世界中のATMを検索することができます。

 

現金だけで旅行するのはオススメできない

クレジットカード等キャッシュレス決済手段を持たず、現金だけで台湾旅行をするのは、むしろオススメできません。

クレジットカードがないと、ホテルのデポジット支払いのために多額の現金を持ち合わせていないといけないほか、万が一現地で現金が不足して「両替するための日本円も持っていない」といった場合に、クレジットカードのキャッシング機能を使って現金を引き出すこともできないからです。

 

現金も少しは持っておいた方がいい

逆に「クレジットカードしか持って行かない」というのもやめておいた方が良いです。

キャッシュレス決済が進んでいるとはいえ、台湾ではまだまだ現金オンリーの場所も多く存在します。

「クレジットカードをメインにしつつ、最低数万円の現金は常に持っておく」ようにしておくのがベストです。

 

台湾でのクレジットカード利用は危険じゃない?

「海外でクレジットカードを利用する」というだけで、「不正利用されたりするのではないか?」という不安も出てくると思います。

しかしこちらは、紛失や盗難に十分に気をつけていれば過度に心配する必要はありません。

ただし世界平和指数ランキングによると、日本の治安ランキングが世界9位なのに対し、台湾は世界33位。

日本から近い国だからと言って油断せず「海外旅行に来ている」という自覚は持った上で行動することが大切です。

例えば、クレジットカードや現金をスキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布などに入れて持っておけば、被害に遭うリスクをかなり減らすことができます。

また、カード会社からの請求額でおかしいなと思ったり、万が一紛失してしまった時にすぐにクレジットカード会社に連絡できるよう、連絡先のメモなどは持ち歩いておくことが重要です。

エポスカードであれば、アプリで設定しておけば利用後「即時通知」が届くようになっているので、万が一不正利用されてもすぐに気づいてカード停止の手続きができるので安心です。

エポスカードの利用後即時通知画面

 

台湾で使えるおすすめのクレジットカードは?

①エポスカード – 利用後の即時通知が届くので安心。VISAタッチ機能も付いており1枚は持っておくべきカード。

(表は右にスクロールできます)

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料
プラチナカード:3万円(税込)
カードブランド VISA
タッチ決済 VISAタッチ利用可能
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行
海外での決済手数料 2.2%
利用後通知 即時(アプリorメール)
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い

エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。

まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応のほとんどの店で困ることがありません。

さらに、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。

そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。

次に紹介する楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。

カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりする心配もありません。

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②楽天カード – 楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。

(表は右にスクロールできます)

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:2,200円(税込)
プレミアムカード:11,000円(税込)
カードブランド VISA、Master、JCB、アメックスから選択
タッチ決済 VISA・Masterタッチ利用可能
ポイント還元率 01%
ポイントの使い道 楽天サービスでの利用
海外での決済手数料 2.2%(全ブランド共通)
利用後通知 最短翌日
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:200万円(年間限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い

楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。

カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。

ただし楽天カードは、

・利用後の通知が最短翌日であること

・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと

・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること

など、エポスカードに比べて海外旅行における利便性は劣ります。

そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。

とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。

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台湾にクレジットカードを持っていく際の疑問点や注意点

海外旅行保険はクレカ付帯のものだけで十分?

海外旅行保険の補償額については「いくらあれば絶対に安心」と言えるものはありませんが、過去に台湾では、現地での急な病気の発症により緊急搬送され、700万円近くの治療費が請求された事例もあります。(参考サイト:SBI損保

各カードのプラチナカードランク以上のカードであれば足りる場合が多いですが、通常カード・ゴールドカードレベルまでの保険だと、最悪の場合補償額が不足する場合もあります。

より安心・安全の保険に入っておきたい場合は、クレジットカード付帯のものとは別にAIGなどの個別の海外旅行保険にも入っておくと安心です。

 

スリや盗難に常に気をつける

台湾は日本の延長のような感覚で過ごせる、日本人にとっては非常に過ごしやすい国ですが、それでも「海外旅行に来ている」という自覚は持った上で、スリや盗難には常に気をつけておく必要はあります。

台湾に限った話ではありませんが、「飲食店などで席を立つ際は貴重品は常に身につけておく」「人混みなどでスマホや財布などの貴重品をスられないように注意する」など、十分に気をつけましょう。

スキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布は非常に便利です。

 

フリーWiFiはなるべく使わないようにする

台湾では街中のホテルや宿泊ホテルに、訪問者が無料で接続できるフリーWiFiが数多く設置されていますが、フリーWiFiは通信の安全性が確保されておらず

接続することで通信内容を悪意ある第三者に傍受されるリスクもあるので、利用はオススメできません。

これは有名ブランドのホテルのWi-Fiであっても同様です。

特にネット上でクレジットカード情報を入力して何かの購入をする際には、クレジットカード情報を盗まれるリスクもあるため、フリーWiFiの利用は避けるべきです。

台湾で安全なWiFiに接続するには、

・レンタルWi-Fi(台湾での利用に特化した台湾データがオススメ)

・SIM(カード挿入不要・Web上の申込・設定だけでネットを使えるGlocal eSIMがオススメ)

などを準備して、不特定多数が同時に利用することのないネットワークに繋げるようにしましょう。

また接続をより安全にするために、VPN(通信を暗号化して安全性をより高められるネットワーク)を利用するのもオススメです。

参考記事:海外旅行におけるVPNの必要性とおすすめのサービス

 

万が一の場合のクレカの連絡先は備えておく

万が一クレジットカードの紛失や盗難、スキミング等による不正利用等の被害に気づいた時に備え、すぐに電話をしてカードを止めてもらえるよう、サポートデスク等の連絡先は小さいメモやスマホに備えておくようにしましょう。

エポスカードのように即時通知が届くカードであれば不正利用にもすぐ気づけるので、カード選びも重要になってきます。

 

台湾でのクレジットカード利用についてまとめ

台湾でのクレジットカード普及率やおすすめのカード、台湾でクレジットカード利用する際の注意点などを解説していきました。

台湾旅行では現金もクレジットカードも両方持参して、どのような場面でも柔軟に支払い対応できるようにしておく子が重要です。

しっかりと準備して、安心・快適な台湾旅行を楽しんでください。