韓国で使えるおすすめのクレジットカードは?

韓国でクレジットカードは使える?使えない? 旅行

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韓国でのクレジットカード普及率はかなり高く、特に首都のソウルではほとんどの飲食店やカフェ、洋服屋さん、観光地などでクレジットカード決済が可能です。

また、クレジットカードがあればタックスリファンド(事後免税)の返金を受け取る際にも、クレジットカードの引き落とし口座を通じて返金を受け取ることができ大変便利です。

そんな韓国でオススメのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。

☆韓国でオススメのクレジットカード2選

エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付き海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、利用実績に応じてゴールドカードの永年無料の招待も届く(招待無しの場合は年会費5,000円)。カード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。

楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。

「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成できるエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。

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韓国でクレジットカードは使える?使えない?

韓国でのクレジットカード普及率は世界トップクラス

韓国のキャッシュレス決済の普及率は、世界でもトップクラスです。

クレジットカードをはじめ、QRコード決済やキャリア決済なども浸透しています。

韓国政府が店舗にクレジットカード決済の対応を義務化したり、クレジットカード決済に宝くじを付与したりする政策を行ったことで、2022年にはクレジットカード普及率が9割を超えています。

 

ホテルのチェックイン時にもクレカがあると安心

ちゃんとしたホテルであれば、チェックイン時にデポジットとして、現金を預けるかクレジットカードの提示を求められます。

ある程度の価格帯のホテルで連泊する場合、現金だと持ち合わせがないと支払えない場合もあるので、クレジットカードがあった方が確実に便利です。

ちなみにデポジットは「一時的な預かり金」で、部屋の中の有料の飲み物を飲んだ際などにデポジットから差し引かれて後から返金されるものです。

そのため宿泊中に何か追加料金がかかるものを利用しなければ、チェックアウト後に全額返金される仕組みとなっています。

 

タックスリファンド(事後免税)もクレジットカードで受け取れる

韓国で免税対象の商品を購入する際、購入時に同時に税金分が差し引かれるパターンと、購入時は税金分が差し引かれず事後申請により税金分が返ってくるパターン(タックスリファンド)がありますが、

事後免税(タックスリファンド)の場合、クレジットカードがあればクレジットカードで設定されている銀行口座を通じて、還付されたお金を受け取ることが可能。

タックスリファンドは帰国前に空港で受け取ることが多いですが、現金での受け取りだと、使う予定もない韓国ウォンを帰国直前に現金で受け取ることになるので、

クレカの紐付け口座を通じて後から日本円で振り込まれる方が、確実に便利です。

 

現金も少しは持っておいた方がいい

韓国ではキャッシュレス化が進んでいて、ほとんどが現金よりカード支払いが主流ですが、露店や屋台など一部現金でないと支払えない場もあることに注意が必要です。

「クレジットカードをメインにしつつ、現金も少しは持っておく」ようにしておくのが良いでしょう。

 

クレジットカードがあれば海外キャッシングにより現金引き出しもできる

万が一現地で現金が足りなくなった場合、クレジットカードの「海外キャッシング機能」というものを使えば、ATMで韓国ウォンを引き出すことができます。

例えばVISAブランドのクレジットカードの場合、世界中に設置されている「VISA ATM」から、海外キャッシング機能を使ってその国の通貨を引き出すことが可能。

現金が足りなくなるリスクも、クレジットカードにより解決できます。

 

韓国でのクレジットカード利用は危険じゃない?

「海外でクレジットカードを利用する」というだけで、「不正利用されたりするのではないか?」という不安も出てくると思います。

しかしこちらは、日本で使う時と同様、紛失や盗難に十分に気をつけていれば過度に心配する必要はありません。

韓国では、2022年にクレジットカードの不正利用の被害が大幅に増えたというニュースが流れました。

昨年、韓国のクレジットカードの不正利用規模が大幅に増えた。コロナエンデミック時代を迎え、国内外旅行需要が高まり、盗難および紛失頻度が高くなった影響だ。1件当たりの被害額は海外が韓国の国内より5倍以上高かった。

出典: japan.ajunews.com

2021年より30%以上被害額が増えています。

しかしこれは、コロナエンデミック時代により国内外の旅行需要が高まったことで、クレジットカードを利用する旅行者のそもそもの母数が増えていることが原因と考えられるので、極度に恐れる必要はないでしょう。

ただし韓国に限らず、セキュリティのしっかりしたクレジットカードを選んで使うことや、被害に合わないための基本的な対策はしておくようにしましょう。

例えば、クレジットカードや現金をスキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布などに入れて持っておけば、被害に遭うリスクをかなり減らすことができます。

また、カード会社からの請求額でおかしいなと思ったり、万が一紛失してしまった時にすぐにクレジットカード会社に連絡できるよう、連絡先のメモなどは持ち歩いておくことが重要です。

エポスカードであれば、アプリで設定しておけば利用後「即時通知」が届くようになっているので、万が一不正利用されてもすぐに気づいてカード停止の手続きができるので安心です。

エポスカードの利用後即時通知画面

 

韓国で使えるおすすめのクレジットカードは?

①エポスカード – 利用後の即時通知が届くので安心。VISAタッチ機能も付いており1枚は持っておくべきカード。

(表は右にスクロールできます)

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料
プラチナカード:3万円(税込)
カードブランド VISA
タッチ決済 VISAタッチ利用可能
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行
海外での決済手数料 2.2%
利用後通知 即時(アプリorメール)
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い

エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。

まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応のほとんどの店で困ることがありません。

さらに、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。

そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。

次に紹介する楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。

カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりする心配もありません。

また海外旅行保険の付帯条件も、

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②楽天カード – 楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。

(表は右にスクロールできます)

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:2,200円(税込)
プレミアムカード:11,000円(税込)
カードブランド VISA、Master、JCB、アメックスから選択
タッチ決済 VISA・Masterタッチ利用可能
ポイント還元率 01%
ポイントの使い道 楽天サービスでの利用
海外での決済手数料 2.2%(全ブランド共通)
利用後通知 最短翌日
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:200万円(年間限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い

楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。

カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。

ただし楽天カードは、

・利用後の通知が最短翌日であること

・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと

・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること

など、エポスカードに比べて海外旅行における利便性は劣ります。

そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。

とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。

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韓国にクレジットカードを持っていく際の疑問点や注意点

韓国でクレジットカードさえあれば現金は不要?

韓国ではクレジットカードがあればほとんどの場面で支払いに困ることはありませんが、それsでも常に数万円程度の現金は持ち歩いておくことをオススメします。

また現金も1つの財布にまとめるのでなく、2〜3箇所に分散して持っておくことで、万が一スリにあった時のリスク分散もしておきましょう。

 

海外旅行保険はクレカ付帯のものだけで十分?

海外旅行保険の補償額については「いくらあれば絶対に安心」と言えるものはありませんが、過去には現地での急な病気の発症により緊急搬送され、1000万円以上の治療費が請求された事例もあります。(参考サイト:SBI損保

各カードのプラチナカードランク以上のカードであれば足りる場合が多いですが、通常カード・ゴールドカードレベルまでの保険だと、最悪の場合補償額が不足する場合もあります。

より安心・安全の保険に入っておきたい場合は、クレジットカード付帯のものとは別にAIGなどの個別の海外旅行保険にも入っておくと安心です。

 

スリや盗難に常に気をつける

韓国は日本の延長のような感覚で過ごせる、日本人にとっては非常に過ごしやすい国ですが、それでも「海外旅行に来ている」という自覚は持った上で、スリや盗難には常に気をつけておく必要はあります。

韓国に限った話ではありませんが、「飲食店などで席を立つ際は貴重品は常に身につけておく」「人混みなどでスマホや財布などの貴重品をスられないように注意する」など、十分に気をつけましょう。

スキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布は非常に便利です。

 

フリーWiFiはなるべく使わないようにする

韓国では街中のホテルや宿泊ホテルに、訪問者が無料で接続できるフリーWiFiが数多く設置されていますが、フリーWiFiは通信の安全性が確保されておらず

接続することで通信内容を悪意ある第三者に傍受されるリスクもあるので、利用はオススメできません。

これは有名ブランドのホテルのWi-Fiであっても同様です。

特にネット上でクレジットカード情報を入力して何かの購入をする際には、クレジットカード情報を盗まれるリスクもあるため、フリーWiFiの利用は避けるべきです。

韓国で安全なWiFiに接続するには、

・レンタルWi-Fi(韓国での利用に特化した韓国データがオススメ)

・SIM(カード挿入不要・Web上の申込・設定だけでネットを使えるGlocal eSIMがオススメ)

などを準備して、不特定多数が同時に利用することのないネットワークに繋げるようにしましょう。

また接続をより安全にするために、VPN(通信を暗号化して安全性をより高められるネットワーク)を利用するのもオススメです。

参考記事:海外旅行におけるVPNの必要性とおすすめのサービス

 

万が一の場合のクレカの連絡先は備えておく

万が一クレジットカードの紛失や盗難、スキミング等による不正利用等の被害に気づいた時に備え、すぐに電話をしてカードを止めてもらえるよう、サポートデスク等の連絡先は小さいメモやスマホに備えておくようにしましょう。

エポスカードのように即時通知が届くカードであれば不正利用にもすぐ気づけるので、カード選びも重要になってきます。

 

韓国でのクレジットカード利用についてまとめ

韓国でのクレジットカード普及率やおすすめのカード、韓国でクレジットカード利用する際の注意点などを解説していきました。

普及率トップクラスの韓国で、クレジットカードがない状態で旅行をするのはかなり不便。

1枚〜2枚は必ず用意して、安心・快適な韓国旅行を楽しんでください。