新聞記者 4話のネタバレあらすじ解説と感想/真弓から遺書を渡される松田

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前話で木下亮は、叔父の鈴木の葬儀に駆けつけ、新聞記者の松田に会います。

鈴木の妻の真弓は、マスコミに囲まれ疲れ果てており、松田も亮の母によって追い返されました。

この記事では、ドラマ「新聞記者」4話のネタバレあらすじ解説と、感想をまとめていきます。

 

新聞記者 4話のネタバレあらすじ解説

松田康平が植物人間になったのは、豊田進次郎の詐欺を内部告発しようとしたことが発端でした。

豊田は、内閣に深く関わっていて、弱みも握っていました。

そのため、豊田への捜査は不当に終了していました。

康平は、過度な仕事を与えられ、心筋梗塞になってしまったのです。

妹の松田が、政府に対して鋭い質問を続けるので、内部情報調査室は対策に乗り出します。

村上は、上司から松田の兄の復讐心についてリークするように指示されました。

松田が私情をはさんだ取材をしていると拡散し、妨害しようとしたのです。

しかし、村上は、先輩である松田康平の人柄をよく知っていたので、良心が痛みます。

村上が迷っているうちに、松田の記事が週刊誌に掲載されました。

今までSNSで、松田の姿勢に高評価だった人たちも、手のひらを返したように、誹謗中傷を始めます。

松田へのバッシングは大きくなり、新聞社でも上司から学園問題の取材をしないように言われてしまいます。

横川繭も同じように拡散記事を信じ、「松田に騙された。個人的な復讐をしていただけ。」と、つぶやきました。

繭から松田の批判を聞き、亮は思わず「俺の叔父さんの死んだ事件を取材してくれている。」と、言います。

亮は、やりきれない思いを抱え、バイクに乗って泣きながら叫びます。

松田は、鈴木の墓参りに行き、真弓に出会います。

真弓は、松田が取材したさに、墓で待ち伏せしていたと思い込み、「メディアは同類」と、言うのでした。

亮は、自分なりに考え、東都新聞社を訪れ、松田に会います。

そこで、松田の信念に触れた亮は、一緒に真弓に会ってほしいと頼みました。

亮と共に来た松田の話を聞き、真弓は夫の遺書を渡します。

松田は、その遺書をもとに記事を書こうとしますが、デスクの許可がおりませんでした。

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新聞記者 4話の感想

現代は、情報化社会といわれていますが、情報によって操作される怖さを改めて感じました。

日本が戦争に突き進んでいった失敗を忘れてはいけないとも思いました。

正義は、その時代やその人によって違うものですが、善良な市民が虐げられるのは間違っています。

康平が豊田の詐欺を告発しようとしたのは、豊田に世の中のためになりたいという意思がなかったからではないかとも思います。

告発によって、たくさんの社員が路頭に迷ってしまうことを防ごうとした豊田にも、確かに言い分はあるかとも思います。

未来への投資や、パフォーマンスが大切にされる時代の波にのっていることも理解できます。

いわゆる豊田は、勝ち組であり時代の潮流にのっています。

しかし、国民の税金が正しく使われるという意味では、疑問です。

村上も鈴木も、国民の立場に立つからこそ、葛藤が大きくなり心身に変調をきたしてしまうのだと思います。

綾野剛さん演じる村上が、どんどん笑顔がなくなっているのが、見ていて苦しくなってくるほどでした。

第4話では、亮が情報に惑わされず、自分で松田に会いに行った場面で、本当に心が救われた思いになりました。

叔父さんから愛情をかけられた思い出があったからこそ、亮はうやむやにできなかったのだと思います。

そして、松田の裏表のない言動が真弓を動かし、遺書を渡したシーンでは、思わず涙が出てきました。

ところが、この遺書があっても新聞記事にできないというのは、悲しい気持ちでいっぱいになりました。

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新聞記者 4話についてまとめ

松田が兄の復讐のために取材を強行しているという記事が、週刊誌に掲載されます。

松田はバッシングを受けるようになりました。

松田に会った亮は、真弓を訪ねるよう頼みます。

そして、松田は、真弓から鈴木の遺書を受け取るのでした。

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