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バッシングを受けていた松田は、亮と共に真弓に会いに行きます。
松田は、鈴木の遺書を受け取りますが、圧力によって新聞記事にすることはできませんでした。
この記事では、ドラマ「新聞記者」5話のネタバレあらすじ解説と、感想をまとめていきます。
新聞記者 5話のネタバレあらすじ解説
村上は、豊田のことを調べていました。
しかし、そのことは筒抜けで、豊田本人が総理補佐の中川と共に、内閣情報調査室にやってきます。
上司に多田に呼び出された村上は、これ以上詮索をするなと、豊田や中川の前で警告されるのでした。
その頃、亮は東都新聞の就職面接を受けていました。
亮は、志望動機として、記者の松田に出会い自分が変わったエピソードを話します。
今まで新聞など読まず、世の中を変えるのは上の方だと信じて疑わなかった亮でしたが、叔父の死に際し、自分の考えを持つことの大切さを実感していたのです。
面接対策の答えではなく、自分の言葉で考えを述べる亮の眼には、光が宿っていました。
朝刊の配達のため新聞販売所に行くと、繭が「内定をもらった。」と、喜んでいました。
二人は公園で珈琲を飲みながら、ささやかなお祝いをし、語り合います。
亮は、新聞記者になりたいと伝えるのでした。
一方、黒崎は、松田から遺書を渡され、真弓のもとを訪れていました。
鈴木を死なせてしまったことを心から謝罪し、託されたUSBを真弓に預ける黒崎。
真弓は、そのUSBを持って、東都新聞の松田のもとに行きました。
官邸が関与していた明確な証拠が出てきたことから、デスクも朝刊の一面記事にすることを了承します。
朝刊の記事から、学園問題疑惑について世論が高まります。
中川や豊田は焦り、各メディアのトップの弱みを調べると共に、接待を繰り返し、味方につけていくのでした。
亮は、東都新聞の最終面接に臨んでいました。
社長から直々に質問されますが、亮は、「声なき声を届けたい」という自分の考えを述べます。
亮は、内定をもらいます。
しかし、その頃から新型コロナウィルスの記事が新聞に掲載されるようになっていました。
また、村上は多田から脅され、精神的に追い詰められていました。
思い悩んだ村上は、松田にメールを送ります。
新聞記者 5話の感想
亮が就職の面接を受けている場面では、思わず両手を握って応援していました。
はきはきと相手が求めている答えを述べるというより、自分の実体験に基づき、しっかりと噛みしめながら語っていました。
松田のスクープを反対したデスクが質問にあたっていましたが、亮の発言を聞いて、デスクも心なしか感動しているように見えました。
面接の場なので、コメントをフィードバックすることはありませんが、デスクが良い判定をしたことは、その後の社長面接でも分かりました。
社長さんが「叔父さんのことは聞いています。」と述べたり、「ありがとう。」と答えたりしていることから、新入社員の人材について大切に思っていることも感じました。
しかし、後半にコロナ禍のことがニュースになり始めていたので、心配です。
また、ドラマの中で表現された官邸による五輪招致と、学園問題の対応が同じというのも、「えっ?」という衝撃でした。
五輪招致は、輝かしい成果であり、学園問題はダークな不祥事だからです。
マスコミの各リーダーの弱みを握って駆け引きをしたり、接待合戦で確約をとったりする手法も、少なからずショッキングでした。
ドラマ「新聞記者」は、1話は背景や人物の説明で淡々と始まり、2話で鈴木が亡くなるというショックなことが起きます。
3話・4話は、人物が絡み始め、展開もうねり、ぐんぐん引き込まれていきました。
そして、5話では「すごいドラマだな。」と思うようになりました。
それは、普通のどこにでもいるような若者の亮が大きく変化しているからです。
叔父さんの死に直面し、もがいて彼なりに何かをつかみかけている姿が、心に残るドラマです。
松田は一貫して変わっていませんが、松田に出会った亮は、自分の未来を考え始め、視野を広げています。
新聞記者 5話についてまとめ
遺書を呼んだ黒崎は、鈴木が文書改ざんの経緯を残したUSBを真弓に渡します。
真弓は、USBを松田に渡し、松田は官邸関与の記事を書くことができました。
一方、亮は松田に憧れ、東都新聞の就職面接を受け、内定をもらいます。