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文書改ざんの経緯を残したUSBを真弓から受け取り、松田は官邸関与の記事を書くことができました。
一方、亮は松田に憧れ、東都新聞の就職面接を受け、内定をもらいます。
この記事では、ドラマ「新聞記者」6話のネタバレあらすじ解説と、感想をまとめていきます。
新聞記者 6話(最終話)のネタバレあらすじ解説
松田は、兄の康平の病室で村上に会いました。
学園問題に関与していた村上に、松田は証言してほしいと頼みます。
しかし、その時ちょうど、多田から村上に電話がありました。
村上は、監視されていることに怯え、病室から立ち去ってしまいます。
一方、真弓は国を訴える準備を始めていました。
松田から紹介してもらった弁護士から、テレビ取材の話をもらいます。
真弓がマスコミにさらされることで、傷つくのではないかと、松田は心配しました。
しかし、真弓は夫の無念を晴らしたいと、積極的に行動しようとします。
ところが、マスコミにも圧力がかかり、真弓のテレビ出演はかないませんでした。
その頃、コロナ禍の影響で、経営が思わしくない状況の会社が増えてきていました。
倒産の危機もあり、新規採用者の内定を取り消す会社も出始めました。
ベンチャー企業に就職が決まっていた繭も、内定を取り消されてしまいます。
村上は、豊田に呼び出されました。
助成金詐欺について村上が質問すると、「これから開発する技術に詐欺はない。結果実現すればいい。栄新みたいに上の言ったことが結果そうなればいい。」と、豊田は言います。
村上は、我慢の限界に達し、豊田に嘘を隠して生きることの辛さを叫びました。
村上の大きな声で、多田が現れ、制止します。
しかし、「誰のしりぬぐいをしているんだ。」という豊田の声を、村上はスマホに録音していました。
亮は、繭の内定取り消しのことを記事にしたいと考え、松田にサポートを頼みました。
また、松田は、亮と村上を引き合わせることにします。
亮は、改めて村上に、学園問題の証言を頼みました。
けれど、村上は家族のことも考え、返事ができません。
その夜、村上は、妻に励まされ、辞職の決意を固めます。
村上は、スマホに録音した豊田の声のデータを松田に送ります。
次の日の朝刊に、豊田の助成金詐欺の記事が掲載されました。
病院では、康平の意識が戻りました。
学園問題の裁判の日、真弓、亮、松田のもとに村上が現れ、「ここからです。」と、颯爽と中に入っていくのでした。
新聞記者 6話(最終話)の感想
コロナ禍によって内定を取り消された繭が、気の毒でたまりませんでした。
これからの未来を担っていく若者たちをどうやってサポートしていくかは、真剣に考えるべき課題で、見過ごしにはできません。
亮が、繭にインタビューして記事に書こうとしているところや、繭も真剣に向き合って答えているところから、誠実な二人の人柄がしのばれました。
せっかく、亮と繭の距離が近づき、友達以上恋人未満のようになっていて楽しみだったから、残念です。
高速バスで郷里に帰った繭と、亮の遠距離恋愛の行方も気になるし、今後、コロナ禍の緊急事態宣言も出てくるとしたら、この二人はどうなるのかと心配しました。
何らかの形で、二人がいい方向に進んでくれたらいいなと祈るような気持ちです。
松田が追っていた豊田の詐欺疑惑は、村上のスマホ録音のおかげで朝刊一面を飾ることができました。
学園問題の方も展望が見えました。
証言のおかげで裁判ができることや康平の意識が戻るなど、ハッピーエンドに近い形で結末を迎えたと思います。
もちろん、裁判の道のりは苦しい過程があると予想できますが、官僚を辞めた村上もすっきりして、信頼できる松田たちと共に新しい道を歩むはずです。
村上をさり気なく励ます妻の言葉にも感動しました。
村上は、良い家族をもっているので、エリートではなくなったとしても幸せに暮らすんだろうなと思いました。
藤井監督が描きたかったのは、誠実に暮らす善良な人々が、愛する人と共に幸せに暮らす社会だったのかなとも考えました。
綾野剛と創り上げた「アバランチ」を重ねると、藤井監督の求めているテーマが浮かび上がってくるような気がしました。
新聞記者 6話(最終話)についてまとめ
監視されていることに怯え、官僚を辞めることでの家族への影響を心配していた村上でしたが、妻から励まされ覚悟を決めます。
村上は、豊田の発言をスマホに録音し、松田に送りました。
松田は、豊田詐欺事件について記事を書きます。
村上は証言台に立つことを決意し、学園問題の裁判に松田、真弓、亮と共に臨むのでした。