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オーディオブックというものが近年流行ってきています。
オーディオブックとは一言で言うとその名の通り「耳で聴く本」です。
通勤時やながら読書として昨今話題になってきていますが、気になるのはその効果ではないでしょうか。
普通の読書と比較して何が違うのかも含めお話ししていきたいと思います。
オーディオブックは学習効果なしって本当?実際のところどうなの?
オーディオブックは隙間時間等に作業をしながら聴くことができ、大変便利なツールとなっています。
しかし、どうしても頭に入らないと言う意見も聞き、そもそも意味がないのではという方もいらっしゃいます。
また、朝の通勤時や疲れている時にオーディオブックを利用すると逆に眠くなってしまうという話もあります。
そう言ったイメージから敬遠する方もいると思いますが、「目で読む」のではなく「耳で聴く」事には実は大きなメリットがあるのです。
本を読むということは自分でテーマを選び、文字情報を追う能動的な行動の為、疲れている時などはどうしても読書する気になりづらいと言われています。
そのため、本を耳で聴くことによりテレビやラジオのイメージと同じ様に受動的に情報を受け取れる為、目で読むよりも手軽に行えます。
また、敢えて集中して聞きたい時などは音声速度を変える事もでき、リスニングの様な物は速くして聞き逃さない様に集中して聞き、
考えながら聴くビジネス本などは遅くして聞くと言った使い分けもできます。
さらに、眠くなると言った話もありましたが、目で読むよりは眠くなりにくいと考えられます。
厚生労働省が行った平成10年技術革新と労働に関する実態調査結果においては、目の疲れと眠気は密接に関係している事を取り上げています。
さらに生活習慣病予防に対しての厚生労働省が発表した内容においても脳は体全体で消費するエネルギーの20%を占めており、
読書をすることにより更に消費量が上がる事も語られています。
それに対してオーディオブックは耳で聴く事により目で読むよりも負担が少なく疲労している状態でもリラックスして聴けるツールであり理にかなっているものではないでしょうか。
オーディオブックと普通の本の読書、どっちがいい?
しかし、オーディオブックと普通の本の読書、それぞれの良し悪しはある為、比較をしていきましょう。
オーディオブックのメリット・デメリット
メリット
移動時間の有効活用
会社に出勤する時や外出する時の移動時間に情報をインプットできるのがオーディオブックの大きなメリットです。
満員電車で本を広げる事ができない時や夜行バスなど暗くて読めないケースでもオーディオブックでは本を聴くことができます。
また、旅行する時の移動時間を有効に使いたい方もオーディオブックをおすすめします。
ながら作業をしている時も聴く事ができる
家で料理や洗濯等のながら作業をしている時も聴く事ができるのも大きな魅力です。
作業中が勿体無いと思う方には特に有効な利用方法だと思います。
疲れている時でも聴く事ができる
先ほどのお話でもありましたが、読書は思っている以上にエネルギーを消費するので、途中で疲れて読むのを辞めてしまう人もいるのではないでしょうか?
オーディオブックは、身体が疲れ気味の人にとっても気軽に聴くことができ、目を閉じて聴くことによりリラックス効果もあります。
疲労している中でも本を読みたい、続きが知りたいという方には特に向いていると思います。
睡眠前にオーディオブックを効果的に活用したい方は、以下の記事も合わせて読んでみてください。
本棚が必要ない
これは電子書籍においても同様ですがデジタル化されている為、本棚や保管するスペースが必要ありません。
よく本を購入してからなかなか読む時間がなく未読の本が増え、本棚が満杯になることもあると思いますがその心配もありません。
また、書籍では紛失してしまうことや保管状況により読みづらくなってしまうこともありますが、
ダウンロードしたオーディオブックがなくなっても、再びダウンロードができるので、紛失の心配もないことが一つの魅力です。
読む本の共有がしやすい
読書で同じ本を読んで語り合うよりも他の人と共有しやすい点もあります。
最近は家族で本を読む習慣がある家庭も耳にしますが、全員でまとまった時間をとる事のハードルも高いと思います。
それぞれが購入する必要はありますが、家族それぞれが時間のある時に聞くことにより共通のテーマについて考えたり、学習したり、同じ物語を楽しんだりできます。
通常の読書よりはハードルが低く、読書が苦手な人でも楽しむことができます。
また、会社や組織の場合ビジネス本や経営学についての紹介がある所もありますが、読み合わせや皆で読む読書会などをする時間もないかと思われます。
しかし、オーディオブックで読むことにより普段読書をしない社員から多忙な主幹者まで学習や経営理念の浸透、経営スタイルの共有がしやすいと考えられます。
再生速度を変えることができる
オーディオブックは再生速度を変えて聞くこともできます。
一般成人男性の読書スピードの平均は「1分600文字」と言われています。
新書を読む場合の文字数は12万文字~15万文字と言われており、1冊読み切るのに換算すると4時間くらいの時間をかけて読破できるということです。
この一方、オーディオブックは2倍のスピードで聴くこともでき、聴きなれれば半分の時間で読破することができます。
最初は難しくても、耳が慣れてくると聞くことができる為、短い時間で読みたい方にも魅力です。
読書を習慣化できる
今までは本の読み方のメリットでしたが、習慣化できるという日々の生活についてのメリットです。
そもそも読書が嫌いや苦手という方も多く、読んでいる方ですらコンスタントに日々読んでいるわけではない事も多いと思います。
しかし、オーディオブックは自ら読むという動きをしなくても流しているだけで聴くことができる為、気が付いたら日々の習慣になっていたという方もいます。
読書が苦手な方でも日々の教養、楽しみとして利用ができる為おすすめできます。
ちなみにオーディオブックを習慣化させる方法として、
「歩きながら聴く」
「運転中に聴く」
という超画期的な方法があります。
それぞれに興味のある方は
・オーディオブックをウォーキング中に聴くメリットとオススメ作品
等を参考にしてみてください。
デメリット
オーディオブック化されているものが少ない
大きな所としては現状ではオーディオブック化されているものが書籍と比べると少ないという事。
必ずしも自分が聞きたい本がないという事もありますので今後を期待しましょう。
本のジャンルによって向き不向きがある
考える事や想像する内容の小説・ビジネス本などは向いていますが数値や図を取り上げたものに対した本は不向きだという欠点があります。
紙媒体本の読書のメリット・デメリット
メリット
国語力や語彙力の向上
活字で読む事によりその文章の言い回しや表現を聴く事より知る事ができます。
表現などを知る事により助詞や形容詞の正しい使い方もわかる為、文章を書く力についても養われるのではないでしょうか。
デメリット
長時間読んでいると疲れる
前述した通り、長時間読書をしていると脳と目に負担がかかり疲労してしまいます。
また、眼精疲労により眠くなる事や元々疲れているときには手が届かない状態になってしまいます。
紙媒体と比較した上でオーディオブックをオススメできるのはこんな人!
日々多忙だが本は読みたい人
→移動時間や隙間時間、単調な作業を行っている時に効果的です。
本を広げて読書するのが面倒くさい人
→オーディオブックであれば音を流せばいいだけなので、わざわざ読書するのが面倒くさいときにオススメです。
主婦の方々
→毎日の忙しい家事の中で聴くことで日々の家事が少し楽しいものになるのではないでしょうか。
旅好きの人
→目で読むよりも景色を見ることもでき、本が広げられない状態でも聴く事ができるので一人旅などには特にお勧めします。
まとめ
オーディオブックの魅力に通常の読書との比較とともにまとめていきました。
普段読書ができない方も耳で聴くことにより日々の生活を一層良いものにしてくれると思います。
これまで通常の読書しかしてこなかった方も、これを機にオーディオブックを試してみてはいかがでしょうか?
→オーディオブックってどれがいいの?おすすめアプリを定額料金やコンテンツ量から比較